#2 屋根・外壁塗装における塗料のタイプと種類について

2025.09.01

こんにちわ
栃木の塗装専門業者松本塗装です。

屋根や外壁の塗り替えを考える際、塗料のタイプや種類をどうするか結構悩みますよね。お住まい状況や環境、ご予算にによっても選定理由が異なってきますし、それに加え昨今では沢山の種類の塗料が世の中に出ており、一言に選ぶといっても難しいのが現状です。

  • 今回はそういったお悩みを解決できるように塗料のタイプや種類を解説していきます。

      1.はじめに塗料のタイプについて
      屋根や外壁の塗装をおこなうにあたり、塗料には大きく分けて
      水性と油性(有機溶剤)2つのタイプに分類できます。
      ・水性タイプ:臭いが少なく水で希釈するため取り扱いが容易となっており、さらに柔軟性があるため外壁のひび割れを抑制します。
      ・油性タイプ(有機溶剤):紫外線や雨風に強く耐久性があり、ツヤが長持ちし高級感の仕上がりが維持でき、種類が豊富となってます。

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      2.塗料選択のポイント後悔しない選び方
      年々塗料の種類が増加する中で、目的や重視するポイントがたくさんあると何を選択していいのか迷ってしまうと思います。
      塗料選びの際に迷わないように下記のポイント2点を覚えておけば、塗料選びの指標となります。

      ポイント➀:コストパフォーマンス重視
      最初は屋根や外壁の塗り替えを検討する際、必ず費用に関して考えると思います。

      建物の大きさにもよりますが、全体的に塗り替え工事を行う場合約100万円前後費用がかかってしまう場合があります。費用はなるべく抑えたいと考える方が多いと思います。

      ここで覚えていてほしいことは、塗り替えは一度やったから終わりではなく、定期的に行わなければいけないということです。

      塗料の種類により次の塗り替え時期までの耐用年数が変わります。
      グレードが低いと材料費は安いぶん耐用年数が短く、グレードが高いと材料費は高いが耐用年数が長くなる傾向にあります。

        例えばそれぞれのグレードを総工費に対して耐用年数で割った際に、1年あたり金額差がどのようになるのか見てみましょう。

        • 低グレード塗料:80万円 ÷ 10年 = 8万円/年
        • 高グレード塗料:115万円 ÷ 20年 = 5.75万円/

        上記のようにグレードが高くても、年単位で算出した際に低グレードよりお得だったりもします。
        更に、足場費用も10年に一度よりも20年に一度設置の方が2倍お得になることもあります。

        ポイント➁:機能性重視
        塗料によってはカビやコケを防止するもの、太陽光からの熱を遮熱するもの(遮熱塗料)、塗料内部からの劣化を防ぐもの(ラジカル制御塗料)など、耐久性に加え付加的な機能を備える塗料もあり、費用が少し上がっても生活環境を向上させたり快適な環境へサポートしてくれる塗料もあります。

        3.塗料の種類について解説!
        現在代表的な屋根と外壁塗料であるシリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料の三種類についてそれぞれの特徴を解説していきます。

        シリコン塗料
        ・耐用年数:約1013
        ・シリコン樹脂を主成分とし、耐久性、耐候性、耐熱性を備えており、価格もリーズナブルとなっておりコストパフォーマンスのバランスがとれた塗料となっております。
        様々な屋根材や外壁材に対応が可能となっており、扱いやすさにも長けている塗料です。各メーカのラインナップも充実している優秀な塗料となっております。

        フッ素塗料
        ・耐用年数:約1520
        ・フッ素樹脂を主成分とし、撥水性及び撥油性に優れているため長い期間建物の美観性を維持しやすく、耐用年数もシリコン塗料に比べ約1.5倍となっておりシリコン塗料の上位互換となっております。
        数年前は高級塗料として施工費用が高いものでしたが、近年は各メーカーの取り扱い数も増え価格も少しずつ落ち着いてきております。
        ブログの最初に説明したのですが、長い目で見た際にシリコン塗料よりもコストパフォーマンスが優れている場合もあるのが魅力です。

        無機塗料
        ・耐用年数:約2025
        ・耐用年数は塗料の中でもトップクラス。
        無機塗料とは無機物(炭素を含まない物質でセラミック、ケイ素化合物など)と有機樹脂(主にシリコン樹脂)が配合されており、紫外線による色あせやチョーキング(白い粉が出る劣化現象)が起こりにくく、燃えにくい性質もあり耐火性も優れております。
        おまけに表面が硬く親水性(水をなじませて薄い膜となる性質)が汚れを一緒に流すので美観を長期間維持できます。
        初期費用はほかの塗料よりは高くなってしまうのですが、メンテナンス期間が長いためトータルコストが結果的に抑えられえるのも魅力となっております。

        4.まとめ

        塗料のタイプ・種類について説明させていただきました。
        塗料に関しましてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
        私たち松本塗装ではお客様のご要望とご予算に対しまして塗料選びをお手伝いいたします。
        信頼できる品質で、頼りになる塗装業者をお探しの方は栃木県那須塩原市を中心に大田原市・矢板市・宇都宮市・鹿沼市・那須町から福島県白河市・郡山市で屋根・外壁塗装を完全自社施工で行う塗装専門業者松本塗装に、ぜひお気軽にご相談ください。

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